丹後ちりめん −92−

機業用語(2)


針金綜絖  半鋼鉄の極めて細い針金の中央に経糸のはいる穴あり、上下運動する装置。
壺糊  製織作業を容易ならしむるための生糸なれば2本以上引揃えて糊をつける。
 人絹や化繊は1本につけ経糸のケバを防ぐ器械。
撚車  ちりめんの緯を造るための撚車、手廻しから足踏、動力掛と幾変遷、進歩す。
サメ  鮫のザラザラした皮をつかってブシヨウ枠。
 早緒(はやを)の滑らぬように班(むら)なく送りだす駒(こま)。
ブシヨウ  早緒サメから太鼓(ブシヨウ枠)を動かすため伝導する木綿を沢山合せた太い綱。
早緒  撚車の大車輪から錘を動かすために用う木綿の早緒。
太鼓  ブシヨウ枠に直結する伝導装置の一部。
チエン・べヽル  鎖によって直角の歯車を廻し、ブシヨウ枠に通ずる装置。
袋錘  穴のあいた錘、変り撚用の特殊な錘。
穴あき静輪  輪金ともいう。穴に鉛の針金を通し、目的の量目になるよう工夫した便利な静輪。

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