岩滝の歴史 −66−

江戸時代(1) 

−京極氏−


「群雄の争」にあけくれた15、6世紀の日本も、織田信長の登場によってようやく天下統一の曙光を見、豊臣秀吉を経て徳川家康によって乱世の統一が実現した。
統一が進むにつれて、混乱時代の野生的、解放的豪快さを失い、格式、条令、条目で縛られた秩序が重んじられ、政策においては「よらしむべし、知らしむべからず」の方針がとられた。政治、経済、文化は向上したが人間の自由や人権は剥脱(はくだつ)されて、いわゆる封建の世となった。
封建時代の我が郷土岩滝は、宮津に城を構える藩主によって治められた。
細川氏に代って丹後の支配者となったのは京極氏である。
京極氏は宇多天皇を祖とする佐々木源氏の一族である。
代々、足利氏に仕え、細川、一色と共に九家の中に数えられた名門で、室町幕府の侍所(さむらいどころ)の長官になることのできる家柄であった。
一色、赤松、山名とともに「四職(ししょく)」と呼ばれていた。

参考文献 岩滝町誌 昭和45年1月


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