岩滝の歴史 −230−

民生の安定と社会福祉(7)

−行政面における施策(1)−


岩滝町では、前述してきたように、慈善救済の事業は町外の大きな団体、組織について協力する程度で、町独自の民生安定とか、社会福祉の事業についてはあまり考えられてはいなかった。

これは我が岩滝町ばかりではないが、慈善救済の仕事は、その都度、親戚、知人、篤志家、慈善団体の親切とが、善意に頼っていた傾向が多く、国や公共団体が計画的、恒久施策として実施されることは少なかった。

近時、社会機構が複雑になり、経済問題が国民生活上等閑視することができなくなって来たので、民生安定とか、社会福祉の問題が国や、地方公共団体の重要な事業として考えられるようになった。

参考文献 岩滝町誌 昭和45年1月


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