岩滝の歴史 −177−

戦後における町村合併(4)

−岩滝の町村合併に対する基本的態度−


昭和二十五年四月十八日の全員協議会から、議会内部の討論も活発になり、その日、町長は合併賛成の意思を積極的に表現した。また議会内に総務委員会とは別個に合併委員会を設立、五名の議員が選出され、合併は積極的に推進されることになった。
岩滝町の合併問題については、二つの考え方があった。

その日一つは、岩滝町、宮津町、栗田、吉津、府中、日置の六ヶ町村の合併によって、市制を実現するか、今一つの案は、岩滝町を中心にして、府中、吉津両村の合併を選ぶかということであった。
岩滝町は最初から後者、すなわち、岩滝、府中、吉津の三ヶ町村合併の態度をとった。

結局、この態度、考え方が我が岩滝をして、未合併のまま今日に至らしめた最大の原因になったのではなかろうか。それについてはこれから述べる事情によって明らかになると思う。

参考文献 岩滝町誌 昭和45年1月


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