岩滝の歴史 −171−

兵事(5)

−連合分会招魂祭及び祭祀者氏名(1)−


連合分会では、毎年十月二十三日、宮津町亀ヶ丘忠魂碑前で、維新以後郡内戦死病没者のために招魂祭を行い、各遺族を招き、郡長祭主となり、神式、仏式交互に式を挙げ、碑前に於いて武術の奉納、相撲等を行い、又遺族のためには観劇、浄瑠璃等を催し、尚遠隔者のためには無料の宿泊券を交付して優待した。尚当日は宮津町内国旗を掲げ、各学校生徒は碑前に参拝する例であった。 岩滝町出身の祭祀者氏名
●岩滝町字岩滝 歩兵第九連隊 陸軍歩兵一等兵勲八等 蒲田荘七
明治十年三月六日 肥後国田原坂に於いて戦死
●岩滝町字岩滝 歩兵第二十連隊 陸軍歩兵一等卒 吉岡善吉
明治二十八年四月十四日 清国金州城に於いて羅病の為死亡
●岩滝町字弓木 野砲兵第四連隊 陸軍砲兵一等卒 宮崎為吉
明治二十八年四月二十八日 清国盛京省兵站病院に於いて死亡

●岩滝町字岩滝 歩兵第二十連隊 陸軍歩兵一等卒 千賀幸吉
明治二十八年七月二日 清国営口兵站病院に於いて死亡
●岩滝町字岩滝 歩兵第二十連隊 陸軍歩兵上等兵 上柳弁吉
明治二十八年十月三日 清国劉家店舎営病院に於いて病死
●岩滝町字男山 歩兵第二十連隊 陸軍歩兵一等卒 四宮岩吉
明治二十八年十月三日 清国営口避病院に於いて病死 
                      つづく

参考文献 岩滝町誌 昭和45年1月


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