岩滝の歴史 −243−

保健衛生(2)

上水道(2)−


北口水源の拡張工事から15年目、再び拡張工事の必要に迫られた計画給水量、一人一日当り一八〇リットルを上廻る、三二五リットルの、実に計画給水量の一.八倍の使用水量に増加してきたのである。節水によっても、この不足量は補うことは不可能であり、恒久的な計画に基く拡張計画が樹立された。人口一万人を対象に一日平均一人当り、二七〇リットル、最大一日四〇〇リットルとするもので、男山に水源を求め、一日四、一八四トンの給水能力をもつ水源地を設置することとなり、昭和40年〜42年の三ヶ年の工期で、着工二年二ヶ月で完成した。

工費の総額は六千五百八十五万千円を要したが、総べて近代的な自動制御装置により運転される高性能の水源地が設置された。昭和43年度末の上水道の普及率は九六%、給水人口は六、七三〇人と府下における第五位の普及率であって、盛夏の需要期においても水不足の憂がない体勢が確立された。

参考文献 岩滝町誌 昭和45年1月


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