岩滝の教育 14
岩滝小学校(4)


役場を野田に移転したが、校舎またも狭溢となったために明治34年隣接の劇場(岩滝公会堂)を借りて教室とし、本校と劇場との間に12坪の雨天体操場を設けた。
明治35年、学校前の民家を借りて、裁縫、唱歌の教室とした。
明治36年12月21日、字岩滝小字板列875番地に校舎を新築し、落成移転した。(所要経費1,695円)
劇場及び民家は返却し、旧校舎は第6高等小学校に貸与し、其の一部に村役場が移った。
明治37年3月、本郡学校組合が解散し、第6高等小学校は廃校となった。
同年4月1日、修業年限4ヶ年の高等科を併設し、弘道尋常高等小学校と改称。新校舎に尋常部を、旧校舎に高等部を収容することとなった。
しかし、新築校舎と旧校舎とは数町も離れていて、管理上、教授上の不便が多く、其の上、経費の損失も大きかったので、改築、増築の必要に迫られ、理事者はその実現に努力した。
明治41年義務教育の年限が延長され、尋常科は6年、高等科は2年となった。


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