岩滝の教育 15
岩滝小学校(5)


明治42年12月25日、校舎増築完了し、高等科を新校舎に移し、旧校舎は村役場とした。(増築経費10,200円)
ここに於いて全児童を同一校舎に収容することを得、多年の懸案は解決した。しかし、講堂、特別教室、及びその他職員室等の付属建物を建設しなければ、儀式その他不便なことが多かった。
そこで、明治44年から、時の村長小墻宗弘は、更に増築の案を立て、村会に諮るなど奔走した。ようやく同年12月衆議をまとめて、大正2年5月から工事に着手した。
大正2年9月、講堂、職員室及び特別教室増築工事落成。
以上のように、3回に分割して施行した建築は完成し、明治33年以来の懸案を解決したので同年10月15日、村民挙げて盛大な落成式を挙行した。
御真影拝戴。
本校の設備が大体完了したので、大正3年3月、其の筋に向かって、御影下賜の議を出願していたところ、大正天皇が即位の大典を行う大正4年10月26日下賜の沙汰があり同月31日拝戴した。
時の校長・板倉十一郎、村長・三谷宗兵衛、助役・三田品吉、学務委員・山添定吉の4名、宮津まで行き捧持して帰り学校に奉安した。これが31日。これから毎年10月31日を御影拝戴記念日と定め、天長節の儀式を行うとともに荘厳な拝戴式を挙げた。


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