岩滝の教育 32
実業教育(3)


2.岩滝町立青年訓練所(2)
(のち岩滝町実業青年学校)
昭和2年8月、制度の改革で実業補習学校の名称が変更され青年訓練所充用補習学校となったが当町では従前通りにしていた。
この年、河野庄兵衛府視学が岩滝小学校長に就任、同時に訓練所主事となり初めて岩滝訓練所、所旗を制定した。(杉村勇次郎陸軍少将揮毫)
昭和5年、岩仲義人主事となるや、自ら指導員服に身をかため日夜訓練所の発展に努めた。
昭和6年4月、大江都実岩滝小学校に赴任、実業補習学校助教諭及び訓練所教練主任となり、在郷軍人幹部数人が指導員に推薦され(大江は在郷軍人会長であった)主事を補佐して訓練の向上につとめた。又、町では多額の予算を計上して、教練資材(銃器兵器)を購入し一段と設備を充実した。
この結果、教練査閲の成績もよく府下における優良訓練所として名声が高まり他町村から見学に来る者も多かった。
昭和10年8月青年学校令施行により青年訓練所は廃止となり、実業補修学校はその名称及び学則を変更して岩滝町実業青年学校として発足し、男子部と女子部に区別された。男子部は従来の訓練所と変りなく、女子部は補習学校時代と内容を同じくした。
昭和19年4月、岩滝実業青年学校を他村(世屋、日置、府中、吉津)と統合し、橋立青年学校と称し、岩滝国民学校に併置し、校長、河野庄兵衛、教諭、助教諭8名、教練指導員5名で授業は昼間行われた。
昭和20年8月、敗戦により実業青年学校は有名無実となった。
昭和23年新教育制度の実施に伴い青年学校は廃止された。
 
教育施設 (昭和43年度末)
名称 生徒数 学級数 職員数 摘要
岩滝
小学校
  18 24 町立
橋立
中学校
  18 33 岩滝町、
宮津市、
組合立
岩滝
幼稚園
120 町立
岩滝家
政学園
64 私立
(家政科)


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