岩滝の教育 68
社会教育(36)
岩滝町体育協会 ー1ー


岩滝町民の体育向上を意図し、昭和9年10月に結成され発起人代表として糸井六左衛門が選ばれた。

趣意書
 国家非常時に際し、ややともすれば軽佻浮華に流れ志気萎靡沈滞せんとするを恐る。茲に於て岩滝町体育協会を組織し心身の鍛錬、相互の融和を計り以って岩滝町民の体育熱を助長せしめ、元気旺盛なる町民の養成に寄与せしめん。幸に有志各位の熱烈なる賛同を得、而して岩滝町における体育運動の向上発展を期せしめんとす。之れ岩滝町体育協会を設立せんとする所以なり。

役員は糸井六左衛門外11名で年月を重ねるとともに本格化し、昭和14年会則が設けられ会長に三谷長次郎町長が就任し、次のような年中行事を計画した。
 1月 剣道
 2月 スキー
 3月 総会
 4月 遠足
 5月 角力
 6月 庭球
 7月 野球
 8月 水泳
 9月 駅伝
10月 町民オール運動会
11月 野球
12月 卓球
又、此の時、町民に対し次のようなことを伝えている。
1.時局重大の秋(とき)、仮装行列は絶対に禁ず。
2.団体的運動として「ラジオ体操」を歓迎する。
 
こうして心身の鍛錬を目標に橿原神宮参拝並びに富士登山の会員が募集された。


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