岩滝の教育 72
社会教育(40)
岩滝町郷友会 −1−


岩滝町郷友会は、元軍関係者及び本会の趣旨に賛同するものを以て組織されており、新らしい理念と構想の下に会員相互の親睦と修養に努め、団結、穏健、中正にして常に中道を歩み卒先垂範以て道義国家の建設と世界平和の実現に邁進することを目的とし、この目的達成のために
(1)会員の修養と研鑚
(2)青少年の補導育成
(3)遺家族の援護
(4)戦病死者の慰霊等が行われている。
この会の発足については、昭和31年1月、京都地区自衛隊募集課の大岡事務官が来町し、役場において橋本鉄太郎、楠田忠吉、糸井清七郎、井上信行等の諸氏と自衛隊員募集のおりに、全国の自衛隊の援護会が結成されているが本町でも如何との話に、4名は協議検討の結果、郷友会を結成することになった。
先づ各町内から2名を選出し、橋本を長とする15名の世話人会を作り、その結果30名を以て発起人とし、代表者に衣川清三郎を選び会員多数を募集し、昭和31年4月岩滝劇場に於て盛大な結成式が挙行された。
これは京都府に於ける郷友会の最初の結成である。
他地方の郷友会(又はこれに類似したもの)は殆んどが政治的意味を持つ団体であるが、本町の郷友会はこれと異り、純粋の社会教育団体である。その実績は町民はもとより、他町村でも多大の関心をもたれている。


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