長地蔵


卒塔婆型の石柱で高さ二メートルばかりの花崗岩の地蔵尊である。岩滝町字石田の東端にある四十平方メートル位の庭園内に安置されている。
しかし、昔は今の場所から100メートルばかり東北方の一軒家の前の路傍に立っていた。
長地蔵というのは特にその背が高いばかりでなく、如何に背の高い者、即ち俗にいう大入道が背くらべをしても、また中男、小男が立並んで高さをくらべても、背をくらべるものの高低に応じて石地蔵は自在に背の高さを伸縮して背くらべするものよりも高くなるという神通力を持っていた。
しかもこの地蔵と背くらべをした者は、其の後三年の間に必ず死ぬると、言い伝えられている。
これは奇蹟の実証を予防するためであろうといわれ、一説には古墳説も唱えられている。

 

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