岩滝の神社寺院 21
神社(21)
木積神社(2)


 本社は延喜式内社で古くから木積山王社と称し天照大神の弟、素●鳴尊の子、五十猛神(大屋毘古神或は伊太氏神)を奉斎し、併せて、三輪の神と称える大物主神(大国主神の和魂)を配祠し共に木材家屋の祖神、国土経営、医薬治療の祖神として世人に崇敬せられている。
 当社の創立は延喜2年(902)といわれているが、その後罹災して建築物は悉く鳥有に帰し、社記、古文書等皆焼失し、沿革等を知ることができなくなったが「山王宮社再建寄進帳」によると、天明6年丙午8月(1786)に再建されている。
 その後、昭和2年3月(1927)丹後震災に遭い本殿、拝殿等、倒壊はまぬがれたが、輿倉、大鳥居、石燈籠等はほとんど倒壊した。
 輿倉はすぐに再建されたけれども、社殿その他は応急補修のみで年次老朽の度を深めるに至り昭和12年2月社殿の充実完備をもって神威の昂揚をはからんと、社殿の改築を発起し同15年完成するに至った。


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