岩滝の神社寺院 38
寺院(8)
西光寺(4)


文化財(2)
 西国札所三十三観音、木彫簿押、座像、33躯、中尊阿弥陀如来立像、法量約60糎。
 苔座踏分け蓮弁につくられている。
 その他宗祖法然上人、御丈1尺1寸、善導大師像御丈1尺1寸、作者由来不詳。第21代察誉上人代修理厨子新造、徳本上人等の形相を安置す。
 本寺は元立町浜町角、今の区公会堂屋敷に在り、火災のため全焼した。
 口碑によれば、宮津藩総録、千賀両助と隣接し、千賀氏が自家の山林から用材を伐り出し、当寺再建に供し、其の余材をもって自宅を再建したものが、町役場の前身であるというから当寺と千賀家との関係、又、殆んど同時に再建されたことが察しられるが、前記宝暦9年(1759)の書上に、不幸焼失以来建立不仕候とあるから、それ以後あまり遠くない年暦であったことが推察される。
 山門(鐘楼門)に「本誓山」の扇額が掲げてあるが、これは、華頂山智恩院跡門跡第53世順真大僧正の筆である。また、楼上吊してある梵鐘は口径60糎、龍頭頂迄高さ1米20糎、銘
 
古鐘銘
元禄17年(1704、宝栄元年)甲年2月25日 石誉上人代
 本願主 念誉専求
 丹後国与謝郡岩滝村 西光寺供鐘
再鋳
 寛政9己年(1797)3月15日 当山18世 馨誉代 黒船渡水 供出
三鋳
 明治11年歳在戍寅6月1日鋳之 当山24世 載誉代 大東亜戦に供出
 願比鐘声郷音法界 三塗衆生得解脱
 願以此切徳平等施一切同発菩提心往生安楽国
 御鋳物師 丹後国宮津住 木崎善右衛門 藤原篤恭 西沢弥治右衛門 藤原政次


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