岩滝の歴史 −200−

岩滝町の天災地変(11)

−地震(3)−



丹後大震災(岩滝町・弓木)

石田に次いで被害の大きかったのは弓木であった。山崩れ、亀裂等各所に生じ、中でも大内峠から一本松に至る二キロメートル余の亀裂はその代表的なものである。
又、各谷川は三割程度増水し、野田は沈下し、各地に水が噴き出し、又一方家滝(農産物流通センター西南七〇メートル)の田面からは二十八度の温湯が噴きあがった。
このほか、野田約十町歩(十ヘクタール)(弓木分も含む)、男山海岸地帯約四町歩(四ヘクタール)が陥没し、岩滝では約二町歩(二ヘクタール)の山崩れがあった。また多数の重軽傷者を出し、多くの尊い人命を失った。
特に家屋の被害は甚大で全焼、全潰、半潰その他を合せると実に全家屋の六分の五に及び織物業は潰滅的損害をうけた。


丹後大震災(岩滝町の惨状)

参考文献 岩滝町誌 昭和45年1月


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