製造メーカーの立場で、季節に応じたマスク生地について詳しく解説します。
新型コロナウイルスの新規陽性者数は少しずつ減少してきている感はあるものの、まだ油断はできない段階でマスクを着ける日々は続きそうです。
長く続くマスク生活を少しでも快適に過ごせるよう、暑い夏の時期には冷感生地、寒い冬の日には温感生地といった、季節に応じた機能性マスク需要が拡大しています。
今回はマスクのOEM製造だけでなく生地開発も行う当社が、マスクの季節性生地について紹介してみたいと思います。
涼しく快適に!夏にオススメの冷感生地
汗ばむ夏でも涼しく過ごせるオススメのマスク生地は、リネンやコットン素材です。
リネン生地は麻の繊維で作られているため、吸水性に優れ、さらに麻には天然の抗菌作用があるとも言われています。
そのため汗を素早く吸収し、かつ汗による嫌な匂いがしづらいマスクにすることが可能です。
またコットン素材の生地も吸水性に優れており、ハンカチなどによく使用されています。
マスクに使用されるコットン素材の生地は薄手で軽く、ゴムをかける耳への負担を軽減することができるため、長時間の着用に適しています。
保温性・保湿性を保つ!冬にオススメの温感生地
寒い冬でも温度や湿度を保つことができるオススメのマスク生地は、コットンフランネルやニット生地などがあります。
コットンフランネルやニット生地は、比較的厚手で保温性・保湿性が高く、また柄物も多い生地ですのでファッション性の高いマスクを作ることができます。
ただ繊維が硬めで肌がチクチクしやすい生地のため、人によっては肌荒れすることがあります。
そのためコットンフランネルやニット生地でマスクを製作する時は、マスクと肌が接する面を肌に優しいガーゼにして、肌荒れが起きるのを対策すると良いでしょう。
年中使える!温度調節機能のあるハイテク生地
1年を通して使うのにおすすめしたい生地としては、『クールマックス』などに代表される温度調節機能のある生地です。
暑い夏の日にマスクを着用していると汗でベタベタしてきますが、これらの生地には吸水速乾性があるため、汗を素早く吸い上げて蒸散してくれます。
そのため長時間の着用でもサラッとした状態が続き、快適さを保つことができます。
一方で寒い冬の日には、パイプのような中空構造の繊維によって、暖かさを保った状態で過ごすことができます。
こうした機能によって長時間マスクを着けたままでも、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
機能性生地のマスクOEM生産ならぜひ一度ご相談ください!
マスクのOEM生産を得意とする弊社では、最近のマスクに求められる抗ウィルスや温感・冷感などの機能性加工はもちろん、デザイン性を重視したマスク製作も承っております。
また、全国に展開するネットワークを活かし、純国産の生産体制でのマスクのOEM製造が可能です。機能も品質もジャパンクォリティのマスク製造をお考えの方は、ぜひ一度ご連絡ください。