マスクOEMの一色テキスタイルが、
使用用途によるマスクの違いについてご紹介します。

2020年から日本でも新型コロナウイルスが猛威を振るい始め、2021年に至ってもその影響は続いております。

その中で、マスクの着用は感染予防として日常的なものとなりましたが、マスクには使用用途によって違いがあることをご存知ですか?

今回は、純国産にこだわった体制でマスクOEM製造を行う弊社が、マスクの使用用途による違いについてご紹介していきます。

使用用途によるマスクの違いは3種類

まず、マスクの使用用途による違いは以下の3種類があります。
●家庭用マスク
●医療用マスク(サージカルマスク)
●産業用マスク
それぞれの違いを使用用途別に確認していきましょう。

家庭用マスク

1つ目は「家庭用マスク」です。
家庭用マスクは風邪や花粉症、インフルエンザなどを防ぐために使用され、特に冬は保温・保湿効果もあることから、乾燥の防止や防寒を目的に日常的に使用される方も多いです。

また、日常的に使用されていることから素材やデザインも種類が豊富にあり、大人用・子ども用といったサイズによる違いや、平型・プリーツ型・立体型といった形状の違いもあります。

そして性能の向上や、より快適に着用できるように通気性に優れた素材を採用したマスクも増えてきており、機能面に関しても日々改良が重ねられています。

医療用マスク(サージカルマスク)

2つ目は「医療用マスク(サージカルマスク)」です。
「サージカル」は英語で「外科の」「手術の」という意味があり、その名の通り医療現場で感染防止のために使われてきました。

そして、医療用マスクには主に2つの目的があります。
1. 医者の口から飛んだ唾液や雑菌が患部に付着するのを防ぐため
2. 感染症患者から血液などが飛び散ったときに医者が感染するのを防ぐため

医療現場で使用されることから、家庭用マスクよりも高性能なフィルターを使用して作られており、常に清潔なものを使用するために基本的に使い捨てです。

産業用マスク

3つ目は「産業用マスク」です。
産業用マスクは工場や工事現場などで発生する粉塵から呼吸器を保護するために使用されることから、「工事用マスク」や「防塵マスク」とも呼ばれます。

空気中に飛散する微粒子を吸い込んで体内に入ってしまうのを防ぎ、様々な現場に対応できるように顔全体を覆うものや、口と鼻だけを覆うものなどいくつかの種類があります。

あくまで作業用として使用されるため、長時間使用するのには向いておらず、あまり長時間着用していると息苦しさを感じるなどの支障が出ることもあります。

米国では米国労働安全研究所が認定するN95マスク、欧州では欧州標準委員会が認定するFFP2マスクなど国によって基準が設けられており、日本でも防塵マスクの国家検定規格が設けられています。

そのため国家検定規格を満たし、検定合格標章が貼付された製品しか防塵マスクとして販売することができません。

今後は性能とともにデザイン性のあるマスクが求められる

今回はマスクの使用用途による違いをご紹介しました。
新型コロナウイルスの流行によって、感染リスクをできる限り抑えられるように、より高性能なマスクが求められています。

同時に、マスクが日常的に使用されることもあり、色や柄、季節に応じたデザインなども重視されるようになってきています。

性能とデザイン性を両立可能なマスクOEMを実現

生地から縫製まで、純国産でマスクOEMを行う一色テキスタイルでは、抗菌・抗ウイルス加工などによって機能性も確保しながら、無地染やインクジェットプリントなどによるオリジナルデザインの日本製マスクをOEM生産しております。

また、夏は冷感、冬は温感などの季節に応じた機能性生地にも対応しており、クライアント様のご要望に沿った純国産オリジナルマスクをご提供させていただきます。

小ロットからでも対応可能ですので、ぜひ当社の日本製マスクを通じて日本の伝統産業の魅力に触れていただければ幸いです。

お問い合わせはこちら